そろそろ家が欲しいと思ったら…
20代・30代になると「そろそろ家が欲しい」。そう思う人も多いと思います。
実際に私たちも20代までには家が欲しい!そう思っていたので家づくりをしました。
昔は家が欲しいと思ったら注文住宅を建てる人が多かったですが、最近はライフスタイルの多様化が進み、注文住宅以外にも建売住宅や中古住宅を選択する人も増えてきています。
ほとんどの人が一生に一度の大きな買い物だからこそ、後悔しない選択をしたいですよね。
そこでこの記事では、「注文住宅・建売住宅・中古住宅」の3つの選択肢について、それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。
自分たちにとってベストな家の選び方を一緒に考えていきましょう。

どれも一長一短。それぞれの良さ悪さがあるよ。
あなたが家選びに求める条件にはどれが当てはまるかな?
- 注文・建売・中古住宅の特徴とメリット・デメリット
- あなたに合っている住宅の種類。
- 将来の生活や暮らしのイメージに役立つ。
注文住宅vs建売住宅vs中古住宅、結局どれがいい?
家を購入するときに考えるべき3つの選択肢「注文住宅・建売住宅・中古住宅」。
それぞれの特徴を詳しく比較しながら、自分に合った選択肢を見つけていきましょう。


1. 注文住宅の特徴とメリット・デメリット
注文住宅とは?
土地を購入し、自分の希望に沿って1から設計・建築する住宅のこと。
間取りやデザイン、設備を自由に決められるのが魅力。こだわりの家を建てたい人向け。
注文住宅のメリット
- 完全オーダーメイドで理想の家を建てられる。
- 土地探しからできて、好きな土地を選べる。
- 自分のこだわりや間取り、設備を自由に決められる。
- 建築途中で立ち合いができるから工事を見れる。(手抜き工事をされにくい。)
- 省エネ設計や耐震性など最新の仕様を採用可能。
- 将来のライフスタイルに合わせた設計ができる。
注文住宅のデメリット
- 費用が高くなりがち。
- 打ち合わせが多くて大変。(休みの度に打ち合わせの時期も)
- 期日や期限までに決めることがたくさんある。
- 完成までに時間がかかる。(6ヶ月~1年以上)
- 土地探しや施工会社選びなど、手間が多い。
- 設備選びや間取り選びが悩む。夫婦喧嘩に発展することも…。
好きな土地に理想の家を建てやすい一方、土地探しや施工会社選び、打ち合わせなど手間が多くかかる注文住宅。
理想の土地や間取りがなかなか決まらずにイライラ・モヤモヤすることも…。金額も他の2つと比べると高額に。
でも、1から自分でこだわって作る家には愛着も沸いて、暮らしやすさは抜群です!



子育てや仕事が忙しい時期に打ち合わせがたくさん重なると、毎日がバタバタでした。でも、打ち合わせは楽しかったです!
2. 建売住宅の特徴とメリット・デメリット


建売住宅とは?
あらかじめ建てられた状態や間取りなどが決まっていて販売される住宅のこと。
分譲地にまとめて建てられることが多く、価格が比較的安い。
比較的手軽に家を購入したい人向け。
建売住宅のメリット
- 価格が明確で予算が立てやすい。
- 注文住宅よりも安いことが多い。
- 完成済みの物件ならすぐに入居できる。
- 実際に見学できるからイメージがしやすい。(イメージとの差がない)
- 割引や価格交渉がしやすい。
- 比較的利便性の高い土地に建っていることが多く暮らしやすい。
建売住宅のデメリット
- 自由に設計・カスタマイズできない。
- 立地によっては似たような家が並ぶ。(特に分譲地)
- 施工の品質にバラつきがあることも。
- 建築途中を確認できない為、手抜き工事の可能性もある。
- コスト削減の為に、素材や設備のグレードが低い場合もある。
- 分譲地だと敷地が狭く、隣近所と近い可能性がある。
- 見学などで多くの人が家に出入りしている。
土地と建物が決まっていて手間が少なく、資金面でも計画が立てやすい建売住宅。
一方で、似たような作りになることが多く、工事を見ることができないため欠陥住宅だった。なんてことも。
実際に見ることができてイメージとのギャップが少ない為、気に入ればお得に購入できます。
人の出入りや売れ残りなどを交渉材料に割引や値段交渉もしやすいのもポイント。
ただ、しっかり施工されているか見極めて購入することが大事になってきます。
分譲地に建てられている建物は「分譲住宅」と呼ばれ、分譲地以外に建てられている家を「建売住宅」と呼び方を分ける人もいるみたいです。
3. 中古住宅の特徴とメリット・デメリット


中古住宅とは?
すでに誰かが住んでいた家を購入する住宅のこと。築年数や状態によって価格が大きく変わる。
コストを抑えたい人やリノベーションを考えている人向け。
中古住宅のメリット
- 同じエリアの新築より安いことが多く、購入費用を抑えられる。
- 人気のエリアでも手の届く価格で購入できる可能性がある。
- リノベーションで自分好みに変えられる。
- すぐに住める物件も多い。
- 土地や建物が広い物件もある。
- 空き家バンクなどを活用すれば比較的安価で購入できる。
- 空き家解消の為、補助金制度などの支援をしているところも多い。
- 昔ながらのつくりや風合い、雰囲気を楽しめる。
中古住宅のデメリット
- 建物の耐久性や劣化のリスクがある。
- 現行の建築基準や耐震性を満たしていないことも。
- 過去に誰かが住んでいた為、汚れや傷などがあることも。
- 過去に住んでいた人のモノなどが置きっぱなしの家もある。
- リフォームや修繕費用がかかる場合も。
- 断熱性や気密性が悪い物件が多い。
- 築年数や状態が悪いとローン審査に影響が出ることがある。
中古住宅は、掘り出し物のようなお買い得物件に出会えることも。住みたいエリアにも手が届くかも。
一方で、耐久性や状態によっては修繕費用が高額になる可能性も。
リフォームやリノベーションをすることで、比較的安く、自分好みに家にすることも可能なのが魅力的。
地方によっては補助金制度があり、地方移住を考えてる人にもおすすめです。
ただ、20代・30代の若い世代はこれから長く住むことを考えると、修繕費などは考えないといけません。
4. どの住宅を選ぶべき?~比較表とまとめ~
どの住宅を選ぶかは、予算やライフスタイル、何を家に求めるか、すぐに住みたいかなどの優先順位によると思いますが、どんな人におすすめかまとめてみました。
こんな人におすすめ | 注文住宅 | 建売住宅 | 中古住宅 |
---|---|---|---|
こだわりの家を建てたい | ◎ | △ | △ |
すぐに入居したい | △ | ◎ | ◎ |
性能のよさ | ◎ | ○ | △ |
価格・費用 | △ | ○ | ◎ |
メンテナンス性 | ◎ | ○ | △ |
リノベーション | △ | △ | ◎ |
購入までの手間 | △ | ◎ | ○ |
・時間や手間はかかってもいいから、設備や間取りなどにこだわりたい! → 注文住宅がおすすめ。
・コスパよく、中身を見てから新築を買いたい! → 建売住宅がおすすめ。
・価格を抑えたい!リノベーションしたい!地方移住したい! → 中古住宅がおすすめ。



それぞれのメリットやデメリット、特徴などを理解して自分に合った選択をして後悔や失敗をなくしましょう!