ステンレスシンクとは?特徴をおさらい!
キッチンのシンクにはさまざまな素材がありますが、ステンレスシンクは昔からあり最も一般的です。
最近は他の素材も増えてきましたが、アパートや数年前の家ならステンレスが多い気がします。
まずは簡単にステンレスシンクの特徴を確認してみましょう!
ステンレスシンクの主な特徴
- 耐久性が高い:錆びにくく、熱や衝撃にも強い。
- お手入れが簡単:軽く拭くだけで汚れが落ちやすい。
- コスパが良い:他の素材に比べて価格が手頃。
- デザインがシンプル:どんなキッチンにも馴染みやすい。
一方で、デメリットもあります。
- 傷がつきやすい:使っているうちに細かい傷が増える。
- 水垢やくもりが目立つ:こまめなお手入れが必要。
- 冬場に冷たく感じる:金属のため、特に寒い時期はひんやりする。
やはり、ステンレスシンクの強みは耐久性やお手入れが簡単なことではないでしょうか。
逆に、デザイン的にはシンプルで昔ながらのキッチンをイメージする人も多いと思います。
あとは、やはり傷がつきやすいのがデメリットになります。
ステンレスシンクを選ぶ際は、これらのメリットとデメリットをよく理解することが大切です。
我が家でもステンレスシンクを採用したので、実際に使ってみて感じることをお伝えしたいと思います。

正直レビューなので、いいところも残念なところもすべてお伝えします。
【正直レビュー】ステンレスシンクを実際に使ったリアルな感想


ステンレスシンクのいいところ!
実際に使ってみると、ステンレスシンクにはたくさんの良い点がありました。
- 傷や熱に強い
うっかり熱い鍋を直接置いても変色したり溶けたりすることがなく、気軽に使えます。 - お手入れが簡単
油汚れや水垢も、軽くこするだけで落ちることが多く、掃除は楽だと思います。 - シンプルな見た目が好き
これは賛否分かれると思いますが、我が家的にはシンプルでよき!でした。 - 金額が安かった
他の素材と比べると金額が安かったです。見た目も好きだったので迷わず決めました。
熱いものを直接おけるので、ズボラな私はとても助かっています。笑
あとは、コーヒーなどのシミができやすいのモノをこぼした後に、長時間置いていても平気です。
人気の人工大理石だと耐熱性が弱く、うっかりと熱いものを置いてしまうと変色や変形することも。
ステンレスシンクは、コスパよく使い勝手の良さを求める人にはぴったりの選択肢です。
ステンレスシンクの残念なところ!
良い点が多い一方で、使ってみて気になった点もいくつかあります。
- 細かい傷がつきやすい
料理中に包丁や金属製のボウルを置いたりすると、気づかないうちに傷が増えてしまいます。 - 水垢が目立つ
お手入れを怠ると水垢ができて、白くなります。我が家も実際に水垢が…(写真あり) - 凹みやすい
我が家は凹んでいませんが凹みやすいとの声も。
実際に使っていて残念だなぁ~って感じることは、細かい傷と水垢です。
採用する時点で分かっていたことではありますが、やはり傷や水垢は気になります。
実際の水垢と細かい傷はこんな感じです。
水垢(うっすらうろこのような水垢が…)


細かい傷(鍋などで擦れてできます)





毎日拭き上げたり、こまめに掃除できればそこまで目立たないかも!
結局、ステンレスシンクはどんな人におすすめできる?
ステンレスシンクはこんな人におすすめ!
- 掃除がしやすいキッチンを求める人
油汚れもサッと拭くだけで落ちるので、簡単にお手入れできます。 - コスパを重視する人
他の素材に比べて比較的安価なため、費用を抑えたい人には最適です。 - シンプルな見た目が好きな人
シルバーでシンプルな見た目がおしゃれでかっこいい! - キッチンの清潔さを維持したい人
ステンレスは雑菌が繁殖しにくいので、衛生面が気になる人にもぴったりです。 - ちょっぴりズボラな人
ある程度掃除は必要になってきますが、熱い鍋を置けたりするのでズボラさんにおすすめです。
できるだけ楽したい人やシンプルな見た目が好きな人にはぴったりだと思います。
ステンレスシンクは後悔する?こんな人にはおすすめしない
- キッチンを常にピカピカな状態に保ちたい人
細かい傷や水垢がつきやすいため、完璧な美しさを求めるとストレスを感じるかもしれません。 - 高級感のあるキッチンにこだわる人
人工大理石やセラミック、ホーローに比べると、ステンレスはカジュアルな印象を受けることがあります。 - 掃除の手間を極力減らしたい人
こまめな拭き取りや定期的な掃除が面倒な場合は、別の素材の方が向いているかも。
傷や水垢が気になる人はステンレスはあまり向かないかもしれません。
どんなに気を付けても傷は付くと思います。
また、基本的に毎日使うものなので、気を使いながら家事をすると疲れると思います。
そういう人は、傷に強い素材を使ったシンクがおすすめです。
ただ、次の項目でも紹介しますが、傷が目立ちにくいステンレスもあります。
ステンレスシンクの後悔を防ぐポイント
ステンレスシンクを採用したいけど、デメリットが気になる!
そんな人は次のような対策をするのがおすすめです。
傷が気になるならエンボス加工がおすすめ
ステンレスシンクには、表面に細かい凹凸をつけた「エンボス加工」タイプがあります。
これを選べば傷が目立ちにくくなり、美しい状態を維持しやすくなります。
我が家もエンボス加工のステンレスシンクを採用しました。
こんな感じ↓


いろいろなエンボス加工がありますが、あらかじめ細かい傷が付けてあるので傷が目立ちにくいです。
ただし、完全に傷が見えなくなるわけではなく、あくまで目立たなくなるだけですので注意してください。
水垢対策にはこまめな拭き上げを
水垢を防ぐには、使用後にサッと水を拭き取るのが効果的です。
というより、拭き上げが1番効果のある方法じゃないかなぁ~と思います。
他にも撥水剤みたいなのをあらかじめしておくと、ある程度効果があります。
毎日のちょっとしたひと手間で、シンクの輝きを保つことができます。



頭ではわかっているけど、
忙しい毎日に追われなかなかできないんだよね~。
シンクの形状で使い勝手が変わる
広めのシンクにすると、大きな鍋やフライパンも洗いやすくなります。
また、水ハネ防止のために深めのシンクを選ぶのもおすすめです。
狭いシンクだと使い勝手が悪く、洗い物の時など不便です。
できれば広いシンクを採用し、ゆったりと使うのがおすすめです。
まとめ|ステンレスシンクは本当に後悔する?


ステンレスシンクは、傷や水垢が気になる人にとっては少しストレスを感じるかもしれません。
しかし、耐久性が高く、掃除もしやすいため、多くの家庭で選ばれているのも事実です。
実際に我が家に採用しましたが、ステンレスシンクにしてよかったと思っています。
後悔らしい後悔と言えば、水垢や傷くらいですが、そこはある程度覚悟していたので大きな後悔ではありません。
それ以上に、使い勝手やお手入れのしやすさが気に入っていますし、なにより大胆に使えます。
ステンレスシンクで後悔しないためには…
シンクの種類や加工をしっかり選び、自分のライフスタイルに合ったものを取り入れることが重要です。
ステンレスシンクの特徴をしっかり理解し、自分に合ったキッチン作りを目指しましょう!
特にこだわりがなければ、安くて丈夫なステンレスがおすすめです。
昔から使用されてるだけあって安心できる素材ですよ。



シンク選びの参考に少しでもなればうれしいです。